2008年11月21日
ポイント制度によって実質いくらという言い方はおかしい
と普段から思っている.
よく電気屋とかでポイント○%付くので実質△円になるとか言ったりするけど,消費者はこの言葉にだまされている.
「あっちの店の現金値引きした結果より,こっちの店のポイント付けた実質価格のほうが安いからこっちのほうがお得だよ~」的な.
いつも思ってるんだけど,ちゃんと整理したことなかったから文書としてまとめてみようかと.
長くなってしまったので,追記へ.
よく電気屋とかでポイント○%付くので実質△円になるとか言ったりするけど,消費者はこの言葉にだまされている.
「あっちの店の現金値引きした結果より,こっちの店のポイント付けた実質価格のほうが安いからこっちのほうがお得だよ~」的な.
いつも思ってるんだけど,ちゃんと整理したことなかったから文書としてまとめてみようかと.
長くなってしまったので,追記へ.
そもそもおかしいと思っている理由は,例えば1000円の物を100%ポイント(すなわち1000円分のポイント)を付けるとしたら実質いくらになるかというと0円なわけだ.
でも,実際にはただで手に入るわけではなく,最初に1000円を払わないと手に入らない.
100%じゃなく90%とかで考えても,この場合実質100円という言い方ができるが,結局最初に1000円を持っていないと物は手に入らない.
ようするに,100%の例だとタダのものを手に入れるのにお金は払っているわけで,なんか矛盾してるよね.
これは,ポイント制度という罠のためであると思う.
ポイントではなく,現金で100%返ってくるなら実質タダといっても問題はないと思う.
自分の持ってるお金は最終的に減らないのだから.
でも,ポイント制度だと自分自身のお金は減ってしまうわけだ.
じゃあポイントと実質というのをどう扱えばいいかという話だけど,1000円で1000ポイント手に入るということを例にすれば
,要するに1000円で2000円の買い物ができるということだから,50%引きと置き換えられる.
てことで,実質価格はこの場合500円というのが正しいのかと.
もし20%ポイントなら1000円で1200円の買い物ができるので,約17%引きになる.
ちょっと数式で表すと,y円のx%ポイントだと
y*(100+x)/100円の物をy円で買える
ということだから,割引率を考えると
1-y/{y*(100+x)/100} = 1-100/(100+x) = x/(100+x)
になる.
xに100入れれば100/200=0.5=50%だし,
20入れれば20/120 =16.66・・=約17%というわけ.
ちなみに割引率で出したけど,実質いくらを考える場合は
100/(100+x)を元の値段にかければよい.
-----------
なんかつかれたけど,ここで終わりではないのだよワトソン君
ポイントの面倒なことは,ポイントにもポイントが付くことがある点.
また例を出すけど,1000円の20%ポイントで200円が付く.
その200円で物を買ったときにさらに20%ポイントが付いて40円.
さらにその40円にもついて...(ry
て,感じかな.
ここで,づっと20%ポイントが付くとしたらどうなる?1000円でいくら分買える?
計算してみると,
200+40+8+1.6+・・・=約250円
もちろん小数点以下のお金は存在しないので,この場合切捨てで249円になるか切り上げで250円になるかだな.
とりあえず,1000円で1250円買えるということだ.
これはつまり,20%引きに相当する!
ここから得られる結果としては,元のポイント%と同じになうということだな.
いちおー上で数式つかったので,ここでも数学的に説明しておくと
y円にx%が付き続ける場合,付くポイントは
y*(x/100) + y*(x/100)^2 + y*(x/100)^3 + ・・・・
これは,初項y*(x/100),公比(x/100)の無限等比級数になっており,公式使えば
y*(x/100) * 1/{1-x/100} = y*x/(100-x)円
分のポイントが付く.
y円でいくら分買えるかは
y+y*x/(100-x) = y{1+x/(100-x)} = y{100/(100ーx)}
となるので,割引率は,
1-y/{y*100/(100ーx)} = x/100
となって,もとのx%が出てくるわけだな.
もっとも毎回同じ%ポイントが付くとは限らないわけで(特に小額商品に対して)これがそのまま成り立つわけではない.
じゃあ,どう考えればいいのだろう?
毎回のポイント還元率をx(n)としてみるか.
すると1000円に対しては,最初の還元で
1000*x(1)円の還元.
次は,1000*x(1)*x(2).
以下同様にして,合計すると
1000*{x(1) + x(1)x(2) + x(1)x(2)x(3) +・・・}
・・これってどうやって求めればいいの?
これ以上簡単にならない?
記号使えば,1000*Σ(n,k=1)Π(k,i=1)x(i)とはかけるかな
でも,これからどうしよう.
詰まった.
やっぱx(n)をもっと簡単に書かないとだめかね.
例えば,値段が高いものには高いポイントつけてくれて,低いものには低ポイントしか付けてくれないと仮定して,nが小さいとx(n)が大きくなるようなx(n)を設定するとか.
結論
・ポイントにポイントが付かないのであれば,実質価格とは100/(100+x)で計算すべき.
・付くとしたらちょっとややこしいことになるが,元価格からポイントを引いた分が実質価格になるわけではないだろう.
・なんだかんだ書いたけど結局まとまっていない
今後の課題
・なんか,もう,いいやー
・統計とかやってるエロイ人がいたらもっと詳しく教えていただきたいです.
でも,実際にはただで手に入るわけではなく,最初に1000円を払わないと手に入らない.
100%じゃなく90%とかで考えても,この場合実質100円という言い方ができるが,結局最初に1000円を持っていないと物は手に入らない.
ようするに,100%の例だとタダのものを手に入れるのにお金は払っているわけで,なんか矛盾してるよね.
これは,ポイント制度という罠のためであると思う.
ポイントではなく,現金で100%返ってくるなら実質タダといっても問題はないと思う.
自分の持ってるお金は最終的に減らないのだから.
でも,ポイント制度だと自分自身のお金は減ってしまうわけだ.
じゃあポイントと実質というのをどう扱えばいいかという話だけど,1000円で1000ポイント手に入るということを例にすれば
,要するに1000円で2000円の買い物ができるということだから,50%引きと置き換えられる.
てことで,実質価格はこの場合500円というのが正しいのかと.
もし20%ポイントなら1000円で1200円の買い物ができるので,約17%引きになる.
ちょっと数式で表すと,y円のx%ポイントだと
y*(100+x)/100円の物をy円で買える
ということだから,割引率を考えると
1-y/{y*(100+x)/100} = 1-100/(100+x) = x/(100+x)
になる.
xに100入れれば100/200=0.5=50%だし,
20入れれば20/120 =16.66・・=約17%というわけ.
ちなみに割引率で出したけど,実質いくらを考える場合は
100/(100+x)を元の値段にかければよい.
-----------
なんかつかれたけど,ここで終わりではないのだよワトソン君
ポイントの面倒なことは,ポイントにもポイントが付くことがある点.
また例を出すけど,1000円の20%ポイントで200円が付く.
その200円で物を買ったときにさらに20%ポイントが付いて40円.
さらにその40円にもついて...(ry
て,感じかな.
ここで,づっと20%ポイントが付くとしたらどうなる?1000円でいくら分買える?
計算してみると,
200+40+8+1.6+・・・=約250円
もちろん小数点以下のお金は存在しないので,この場合切捨てで249円になるか切り上げで250円になるかだな.
とりあえず,1000円で1250円買えるということだ.
これはつまり,20%引きに相当する!
ここから得られる結果としては,元のポイント%と同じになうということだな.
いちおー上で数式つかったので,ここでも数学的に説明しておくと
y円にx%が付き続ける場合,付くポイントは
y*(x/100) + y*(x/100)^2 + y*(x/100)^3 + ・・・・
これは,初項y*(x/100),公比(x/100)の無限等比級数になっており,公式使えば
y*(x/100) * 1/{1-x/100} = y*x/(100-x)円
分のポイントが付く.
y円でいくら分買えるかは
y+y*x/(100-x) = y{1+x/(100-x)} = y{100/(100ーx)}
となるので,割引率は,
1-y/{y*100/(100ーx)} = x/100
となって,もとのx%が出てくるわけだな.
もっとも毎回同じ%ポイントが付くとは限らないわけで(特に小額商品に対して)これがそのまま成り立つわけではない.
じゃあ,どう考えればいいのだろう?
毎回のポイント還元率をx(n)としてみるか.
すると1000円に対しては,最初の還元で
1000*x(1)円の還元.
次は,1000*x(1)*x(2).
以下同様にして,合計すると
1000*{x(1) + x(1)x(2) + x(1)x(2)x(3) +・・・}
・・これってどうやって求めればいいの?
これ以上簡単にならない?
記号使えば,1000*Σ(n,k=1)Π(k,i=1)x(i)とはかけるかな
でも,これからどうしよう.
詰まった.
やっぱx(n)をもっと簡単に書かないとだめかね.
例えば,値段が高いものには高いポイントつけてくれて,低いものには低ポイントしか付けてくれないと仮定して,nが小さいとx(n)が大きくなるようなx(n)を設定するとか.
結論
・ポイントにポイントが付かないのであれば,実質価格とは100/(100+x)で計算すべき.
・付くとしたらちょっとややこしいことになるが,元価格からポイントを引いた分が実質価格になるわけではないだろう.
・なんだかんだ書いたけど結局まとまっていない
今後の課題
・なんか,もう,いいやー
・統計とかやってるエロイ人がいたらもっと詳しく教えていただきたいです.
Posted by roma at 16:37│Comments(0)
│その他